【有酸素運動・無酸素運動】どちらが有利?正しいダイエットを行うための究極の方法はコレだ!

ダイエット

こんにちは。夜帷(よとばり)です。

今回は、ダイエットを行う上で、
有酸素・無酸素運動のどちらが正しいダイエットに向いているのか?
について、各運動の特徴を分析しながら、
誰もが成功する可能性がある究極のダイエット方法
をご紹介したいと思います。

ダイエットを行うということは、結果として体重の減少に繋がるため、
多少なりとも身体にダメージを与えることになります。

そうした中で、間違ったやり方を行うと、
大目標であるダイエットが失敗することはもちろんのこと、
更に身体へのダメージが加速して怪我をしたりなど、
日常生活に支障をきたす可能性が非常に高くなります。

また、人間の身体は人それぞれ千差万別なため、
「ダイエットを行うにはある一つの方法だけが正解」ということはまずあり得ません。

そのため、自分に合った方法を適切に選択することが非常に重要となります。

本記事では、

ダイエットにおける運動の重要性
有酸素運動と無酸素運動の特徴
理論上最大のダイエット効率を得ることが出来るダイエット方法 ←重要!

の3章に分けてご紹介します。

こういった方に向けて!

・ダイエットに挑戦しようと考えられている方
・ダイエットに運動は不要だと考えられている方
・効率良くダイエットを行いたい方
・ダイエットに失敗した経験のある方

私自身もダイエット中ですが、
現在までで、1.5年で約25kgのダイエットに成功しています。

それらの経験談そしてダイエット初心者が必要になるアイテム
を下記記事にてご紹介しておりますので、合わせてお読みください。

ダイエットには運動は必要?

結論から言うと、
正しいダイエットを行うには運動は必要不可欠となります。

運動をすることでダイエットが成功する、
ということは誰しもが理解できると思います。

しかし、ダイエットを行うにあたって、
キツいのは嫌だ!ラクにダイエットがしたい!
と考えてしまうのは人間なので当然ですよね。

そういった中で最近特に多いのは、
スープやスムージードリンクなどで1食を置き換えるダイエットや、
キャベツだけを食べるダイエットなど、
運動せずに食事だけでダイエットを行う方法です。

以下では、こういった極端な食事制限の落とし穴についてお話し、
正しいダイエットのゴールに対して運動がどのように重要なのか?についてご説明します。

正しいダイエットのゴールについては、下記記事にてご紹介しておりますので、
合わせてお読みください。

「食事だけでダイエット」の注意点

食事制限を行うということは、摂取カロリーを下げることが可能となることから、
お手軽なダイエット方法として多くの方々に好まれています。

当然、これまで運動もしなければ好きな食事を好きなだけしていた方にとっては、
こういった方法でもダイエット効果を得ることは可能です。

他にも、
・2-3kgといった少ない体重減少目標
・1-2ヶ月程度のダイエット期間しか設けることが出来ない
など短期的に達成するための限られた状況ならばそういった選択もアリだと思います。

しかし、人間にとって食事というのは、
三大欲求(食欲・性欲・睡眠欲)に代表される生きていく上で重要な要素となるため、
それらを制限することは過度なストレスを与えることになり、ココロの不調が生じます。

加えて、このような食事を置き換える方法では、
1日の摂取カロリーが基礎代謝量を下回る可能性があるため、
置き換えた上でキチンとカロリー摂取を行わなければ、
栄養失調などの健康被害リバウンドなどの可能性が高くなります。

memo

基礎代謝量:安静にしている状態で消費される生命維持に最低限必要となるカロリー
      呼吸、心拍そして体温の維持などが含まれる
      1日に消費するカロリーの約60%を占める

したがって、食事だけでダイエットを行う方法は、一見単純な作業に思えますが、
正しく取り扱わないと自身に深刻な問題を引き起こす恐れがあるのです。

懸念点の解決策

このように、食事だけでダイエットを行うには、
主にココロと身体の変調をきたす恐れがありますが、
それらを解決するには、「適切なカロリー管理」と「運動」が必要となります。

適切なカロリー管理

1日に消費するカロリーは、
日常生活で活動するエネルギー + 基礎代謝量
で表すことが出来ます。

食事を調整する上で、基礎代謝量は必ず摂取しなければならないカロリーとなるため、
日常生活で活動するカロリー以上に減らすことが危険に繋がるため、
食事を変更したとしても1日のトータル摂取カロリーを調整しなければなりません。

しかし、カロリー計算というのは、
摂取した料理の材料や調味料を一つずつ手計算する必要があるため、
「手軽さを求めたにも関わらず余計に手間が増えた…」
ということで余計にストレスを感じる可能性があります。

運動

また、運動を行うことによって得ることが出来るメリットは様々ありますが、
自律神経を整えることによるココロの安定化(ストレスからの解放)
太りにくい身体づくりが出来る(リバウンド防止)
といった効果を得ることが出来るため、
食事だけでダイエットを行った際の懸念点を全て解決することが可能です。

※実際、テレビなどで広告されている商品には、
 画面端に小さく「適切な運動も行っている」という旨が書かれています。

「食事 + 運動」が重要

ダイエットを行う上で食事を管理することはとても重要です。

しかし、食事だけで調整するには、
管理しなければならない事が増え余計に過ストレス状態に陥りやすく、
ダイエットを行う全ての人に最適な方法とはなりません。

そこで、運動も同時に行うことが大事となります。

運動をすることでの消費エネルギーの増加もそうですが、
食事だけでダイエットすることのデメリットを解決できることで、
更なるダイエット効果を得ることが可能です。

したがって、どのようなダイエットを行うにしても、
正しいダイエットを行うには「食事 + 運動」が大事となるのです。

Summary

・ダイエットには、食事管理するだけの方法もあるが、その方法が最適な方は限られる
・食事管理する方法のデメリットは「手間が増える」「過ストレス」
・運動することでデメリットの解消と更なるダイエット効果を得ることが出来る
・正しいダイエットには「食事 + 運動」が重要

運動をダイエットに取り入れるには?

正しいダイエットを行うには、運動が必要不可欠であることをお話しましたが、
実際に運動を行うに当たって大事なことは、
運動することのメリット・デメリットを正しく把握する」ことです。

以下では、運動方法として、
有酸素運動」と「無酸素運動」のメリット・デメリットについてご紹介します。

有酸素運動のメリット・デメリット

有酸素運動のメリットは、以下が挙げられます。

・手軽に始めることが可能
・内臓脂肪の減少
・暑さへの順応
・ストレス発散やリフレッシュ効果
・心肺機能の向上

このうち、ダイエット効果に直結する効果としては、
内臓脂肪の減少」「心肺機能の向上
が挙げられます。

有酸素運動のデメリットは、以下が挙げられます。

・疲労の蓄積
・筋肉の分解
・初期費用が必要

このうち、ダイエット効果に直結する効果としては、
疲労の蓄積」「筋肉の分解
が挙げられます。

下記事にて、有酸素運動に関するメリット・デメリットを始めとした詳細な情報
をご紹介しておりますので、合わせてお読みください。

無酸素運動のメリット・デメリット

無酸素運動のメリットは、以下が挙げられます。

・太りにくい身体づくりが可能
・引き締まった身体づくりが可能
・生活習慣病などの病気を予防

このうち、ダイエット効果に直結する効果としては、
太りにくい身体づくりが可能」「引き締まった身体づくりが可能
が挙げられます。

無酸素運動のデメリットは、以下が挙げられます。

・効果を得るのに時間がかかる
・継続しにくい
・費用がかかる

このうち、ダイエット効果に直結する効果としては、
効果を得るのに時間がかかる」「継続しにくい
が挙げられます。

下記事にて、無酸素運動に関するメリット・デメリットを始めとした詳細な情報
をご紹介しておりますので、合わせてお読みください。

Summary

・有酸素運動のダイエット効果に対するメリットは、内臓脂肪の減少・心肺機能の向上
・有酸素運動のダイエット効果に対するデメリットは、疲労の蓄積・筋肉の分解
・無酸素運動のダイエット効果に対するメリットは、
 太りにくく引き締まった身体づくりが可能
・無酸素運動のダイエット効果に対するデメリットは、
 効果を得るのに時間がかかる・継続しにくい

究極のダイエット方法論

運動(有酸素運動と無酸素運動)の特徴について把握した上で、
理論上最大のダイエット効率を得ることが出来るダイエット方法
とはどういったものになるでしょうか?

有酸素運動と無酸素運動にはそれぞれに素晴らしいメリットが存在するため、
有酸素運動と無酸素運動を組み合わせることによって、
運動のメリットだけを享受する方法を決定することが出来るはずです。

以下、運動に関する4つのデメリットに対して解決可能かどうか、
そして最も重要な問題となる「とある1つのデメリット」に対しての解決策を提示し、
究極のダイエット方法論と有酸素運動・無酸素運動の優位性についてご紹介します。

運動のデメリットに対する解決策

運動のデメリットは、↑でご紹介したように、
疲労の蓄積
効果が出るのに時間がかかる
継続しにくい
筋肉の分解
の4つです。

まず、「疲労の蓄積」についてですが、
何もしない状態と運動した状態と比較した場合、必ず生じる問題となります。

そもそも運動のやりすぎが1番の要因となるため、
過度に負荷をかけることを止めることによって解決可能です。
(無酸素運動の場合は、始めたてはどうしても筋肉痛が出てしまうため、
 こちらは度外視しています)

効果が出るのに時間がかかる」と「継続しにくい」については、
相関関係がある問題となっていますが、
そもそも始めてすぐに効果を得ることが出来るダイエット方法は無い
ダイエットを成功させる上で最も重要な気概は継続すること
であるため、これらも解決可能となります。

これによって、運動の4つのデメリットのうち3つは解決可能であることが分かりました。

問題は、有酸素運動のデメリットである「筋肉の分解」です。

そもそも、無酸素運動とは筋力トレーニングなどを行う運動であり、
筋肥大を目的としています。

したがって、有酸素運動と無酸素運動で相反する特徴がある、ということになります。

筋肉の分解を防ぐには?

有酸素運動を行うことによって筋肉が分解してしまうというデメリットが存在しますが、
これは、有酸素運動を30分以上継続した場合に生じます。

さらに、有酸素運動の効果(メリット)を得るためには、
有酸素運動を20分以上継続する必要があります。

これらをまとめると、
有酸素運動を20分~30分行うことによって
筋肉が分解されることを
低減ことが可能
となります。

ただし、通勤で20分以上歩いている方や仕事中に体を動かす方など、
日常生活で活動量がとても多い方などは、それだけで運動を行っていることになるため、
そもそも有酸素運動を行う必要が無い場合もあり、
活動量に合わせて有酸素運動を実施するかしないかの判断が必要となります。

理論上最大のダイエット効率を得ることが出来るダイエット方法

有酸素運動のデメリットである「筋肉の分解」について、
運動時間の調整と自身の活動量によって解決することが可能となりました。

これによって有酸素運動と無酸素運動を組み合わせることが可能となったわけですが、
最後に重要となるのがそれぞれの運動を行う順番です。

結論から言えば、運動を行う順番は、
無酸素運動を先に行ってから有酸素運動を行う
となります。

この理由は、無酸素運動を行うことで成長ホルモンが分泌し、
筋肥大効果はもちろんのこと「アフターバーン効果」を得ることが出来ます。

memo

「アフターバーン効果」:
無酸素運動を行うと身体を元の状態に回復させるために、
血液中に酸素を巡らせたり、呼吸・心拍数を整えたりするためにエネルギーが使われる
「EPIC(運動後過剰酸素消費量)」が働くことで、
運動後に、脂肪燃焼効果が高まる + カロリー消費が継続する効果、のこと

アフターバーン効果によって脂肪が燃焼されやすくなっている状態で
有酸素運動を行うことによって、効率良くダイエット効果を得ることが可能となります。

したがって、誰もが成功する可能性がある究極のダイエット方法とは、
「無酸素運動を行った後に20分~30分の有酸素運動を行う
 (ただし、その日の活動量が多い場合は有酸素運動を省く)」

ということになります。

無酸素運動の方が有酸素運動よりも優先順位が高い
と言い換えることも可能です。

有酸素運動と無酸素運動を同時に行うと非常に時間がかかるため、
時間が無い場合などは無酸素運動のみでも良いと思います。

まとめ

今回は、ダイエットを行う上で議論の的となる、
究極のダイエット方法論と有酸素運動・無酸素運動の優位性
についてご紹介しました。

人間の身体というのは千差万別なため、多少の個人差はあると思いますが、
今回ご紹介した運動方法は、ほとんどの方で有効だと考えられます。

現在ダイエット中である私も同様の方法論を行っており、
1.5年で-25kgという結果を得ることが出来ています。

ダイエットには間違った知識や風潮などが蔓延しており、
そのために色んな情報に惑わされて失敗してしまう、
ということが往々にしてありますが、
本記事がダイエット成功に対する一助になれれば幸いです。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました!

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