【おすすめアーティスト】ORIGINAL LOVEとは何者か？【田島貴男】【渋谷系】

こんにちは。夜帷（よとばり）です。

今回は、90年代流行った「渋谷系」を代表するアーティストである、

「ORIGINAL LOVE」

について、

などを中心にご紹介したいと思います。

音楽を聴いていると、「これは昔の音楽だなぁ…」と時代を感じるものが沢山ありますが、
ORIGINAL LOVEの楽曲は、時代を全く感じさせず、
正直、現代でリリースされていたとしても非常に人気が出ると思えるほど、
普遍的な「お洒落さ」を感じることができ、時代の最先端を進んでいたと思います。

この記事をきっかけに、興味を持って好きになって頂けたら幸いです。

下記記事にて、ORIGINAL LOVEの楽曲をご紹介しておりますでので、
合わせてお読みください。

ORIGINAL LOVEとは？

「ORIGINAL LOVE」とは、
1985年にVo, Gtの田島貴男氏を中心として結成された音楽グループです。

結成当初は４人編成で、メジャー・デビュー時は５人編成、その後多くのメンバー変遷を経て、
現在は田島貴男氏のソロユニットとして活動を続けています。

制作される音楽は、JAZZ・FUNK・BLUES・ROCKなど様々な音楽を融合したPOPSであり、
90年代では、↓でご紹介する「渋谷系」と表現されていました。

メンバー紹介

現在、ORIGINAL LOVEは、田島貴男氏のソロユニットとして活動していること、
そして、多くのメンバーが脱退・加入を繰り返した歴史があることから、
田島貴男氏とメジャーデビュー直後（1993年付近）のメンバー
を中心にご紹介したいと思います。

Vo, Gt / 田島貴男

生年月日は、1966年4月24日で、東京都出身です。

田島貴男氏が音楽に目覚めたのは、中学生の頃で友人とバンドを組み、
デモテープでは「謎の集団」、ライブでは「空中分解」と名乗り活動されていました。

その後、1985年に和光大学に進学した後、Gtの村山孝志らと知り合い、
1988年には、小西康陽氏に誘われる形で「ピチカート・ファイブ」へ加入しました。

1990年に「ORIGINAL LOVE」の活動を専念するため、「ピチカート・ファイブ」を脱退し、
数々のメンバーチェンジを経て、現在まで活動を行っています。

性格は、「過去を振り返らない」「新しい物事に熱中しやすい」といった、
非常にポジティブであり、頭と体を動かすことが好きな快活な一面がある一方、
趣味が読書で常に10冊以上の書籍を持ち歩くという風変わりな面もあります。

好物として、「甘いもの」、「コーラ」、「カレー」といった、
子供っぽい面もあるのもかわいらしいですね。

高音でありながら粘っこいという、日本人には珍しい唯一無二の声質を持っており、
いかなる場合でも「色気」を感じさせてくれます。

最近では、一人でギター、ハーモニカやループマシン用いてライブを行う、
「ひとりソウルショウ」を積極的に行っています。

個人的には、田島貴男氏と言えばやはり
ブラックの「Epiphone Sheraton」を担いでいるイメージが強いですね。
ゴージャスなインレイが「ORIGINAL LOVE」の大人な色気とマッチして最高です。

また、メジャーデビュー25周年記念として、
田島貴男氏唯一の単行本である「ポップスの作り方」を発表しました。

こちらの書籍では、田島貴男氏ならではの、
作曲術、作詞術、ボーカリスト論、エンターテイメント術などのノウハウを始めとして、
バイオグラフィ、音楽的ルーツ、田島流ギタリスト論などが詳細に書かれています。

Gt / 村山孝志

生年月日は、1965年2月13日で、1986年に「The Red Curtain」へ加入しました。

Vo, Gtの田島貴男氏からすると、メジャーデビュー前からの唯一のメンバーとなります。

非常に異色の経歴をお持ちで、1988年に「ORIGINAL LOVE」の活動と並行して、
なんと大手予備校である「河合塾の講師（古文）」としても教壇に立たれていました。

1993年の冬まで「ORIGINAL LOVE」の活動を続け、その後脱退し、
Drの宮田繁男氏と田仲玲子氏とで「First Impression」を結成しました。

1997年に「First Impression」は解散してしまうのですが、
1992年に移籍した河合塾のトップ塾講師として活躍されたようです。

自分が教わった先生が実は音楽シーンのトップを走っていた
「ORIGINAL LOVE」のメンバーだったなんて思いもよらないですよね。
生徒さんが羨ましい…！

Ba / 小松秀行

生年月日は、1969年1月23日で、東京都出身です。

「ベースマガジン」の公募経由で「ORIGINAL LOVE」に加入し、
プロベーシスト活動を開始しました。

1996年に「ORIGINAL LOVE」を脱退後、
セッションベースシストやアレンジャーとして活動し、
古内東子のサウンドプロデューサーとして一連の作品を手掛けました。

現在は、鈴木雅之氏のコンサートツアーに参加中とのことで、
実力派ベーシストとして有名です。

Dr / 宮田繁男

生年月日は、1958年5月3日で、千葉県出身です。

高校１年生の時に初めてバンドを結成し、当時はベースを担当していましたが、
本人としてあまりしっくりこずに、ドラムに触ったところ、
初めから16ビートが叩けるということで、その後はドラム一筋になったようです。

高校卒業後は青山学院大学へ進学し、在学中に、
サザンオールスターズの原由子氏のバックバンドとして抜擢され、
同バンドのツアーにも参加していました。

大学卒業後は、「とんねるず」のバックバンドを務めたり、
「ピチカード・ファイヴ」のサポートを担当したりなど活躍した後、
オーディションを経て、1990年に「ORIGINAL LOVE」に加入しました。

1993年の冬まで「ORIGINAL LOVE」の活動を続け、その後脱退し、
Baの小松秀行氏と田仲玲子氏とで「First Impression」を結成しました。

1997年に同バンドが解散した後は、セッションドラマーとして数々のアーティストと共演し、
アレンジやプロデュースなども手がけていたのですが、
2014年3月30日に、以前より闘病中ということもあり亡くなってしまいました（死因不明）。

学生時代から「サザンオールスターズ」のサポートを務め、
その後も「松任谷由実」や「吉田拓郎」といったトップアーティストとの共演からも分かりように、
極めて魅力的なドラマーとして有名でした。

特に、ダイナミクスを感じる中に細かいビートを表現出来たり、
ハネたグルーヴを得意とされていたようです。

55歳という若さでお亡くなりになったのですが、
多くのアーティストが悲しんでいるように、早過ぎるとしか言いようがありません…

Key / 木原龍太郎

生年月日は、1963年3月9日で、福岡県出身です。

1987年に、元THE ROOSTERSを脱退した井上富雄氏が中心となって結成された、
「BLUE TONIC」というジャズロックバンドに加入しメジャーデビューを果たしました。

1989年に「BLUE TONIC」が解散したことをきっかけに、
1990年に「ORIGINAL LOVE」のメジャーデビューに合わせて加入しました。

「ORIGINAL LOVE」在籍時は、キーボード以外にも、
作詞・作曲・コーラス（一部は歌唱）を行うなど、多芸さを発揮しました。

1995年に「ORIGINAL LOVE」を脱退した後は、
プレイヤーはもちろんのこと、プロデュース・アレンジャーなどで
多くのアーティストと共演を果たしています。

Sax, Fl. / 森宣之

生年月日は、1964年1月7日で、福岡県出身です。

1987年にプロとして活動を開始した後、
1990年に「ORIGINAL LOVE」に加入しました。

1993年に「ORIGINAL LOVE」を脱退した後は、
多くのアーティストのライブサポートやセッションアーティストとして活動し、
1995年には、シャ乱Qの「ズルい女」のホーンアレンジを担当し、
見事その年の日本レコード大賞を飾りました。

その後も、様々なアーティストと共演を果たしますが、
2006年に松浦亜弥のサポート中に脳梗塞で倒れてしまいます。

2008年にリハビリを継続しながら地元である福岡県に帰郷し、
現在は、クラウド・ナイン・オブ・ミュージックの代表として、
童謡・歌謡曲の演奏やサクソフォン講師として活躍されています。

渋谷系とは？

「渋谷系」と呼ばれる90年代に流行したムーヴメントは、

といった５つの特徴を持つ音楽のことです。

「ORIGINAL LOVE」が渋谷系と呼ばれていたのですが、
今になって改めて振り返ってみると、↑の５つの要素が楽曲の主要素になっているようには思えず、
恐らく、当時珍しい「お洒落な音楽の総称」として扱われていたのではないかと思います。

ディスコグラフィー

「ORIGINAL LOVE」は、令和５年（2023年）で活動36年目であることから、
これまでに数々の作品をリリースしてきました。

ここでは、コンピレーションアルバムなどは除外し、
シングルとアルバムに限ってご紹介したいと思います。

シングル

「ORIGINAL LOVE」がこれまでにリリースしたシングルは、全「30作品」となります。

	リリース日	タイトル	収録曲
1st	1991/6/14	DEEP FRENCH KISS	1. DEEP FRENCH KISS 2. WITHOUT YOU 3. LOVE VISTA
2nd	1991/11/20	月の裏で会いましょう -Let's go to the darkside of the moon-	1. 月の裏で会いましょう -Let's go to the darkside of the moon- 2. SWEAT AND SUGAR NIGHT
3rd	1992/4/8	ヴィーナス	1. ヴィーナス THE VINUS 2. スクランンブル SCRAMBLE 3. ヴィーナス（オリジナル・カラオケ） THE VENUS（instrumental version）
4th	1993/5/7	サンシャイン ロマンス	1. サンシャイン ロマンス sunshine romance 2. ティアドロップ teardrop 3. サンシャイン ロマンス（オリジナル・カラオケ） sunshine romance（instrumental version）
5th	1993/11/10	接吻 kiss	1. 接吻 kiss 2. 微笑みについて look at me, look at you 3. 接吻（オリジナル・カラオケ） kiss instrumental version
6th	1994/4/27	朝日のあたる道 AS TIME GOES BY	1. 朝日のあたる道 AS TIME GOES BY 2. 心　ANGEL HEART 3. 朝日のあたる道（オリジナル・カラオケ） AS TIME GOES BY ORIGINAL KARAOKE
7th	1995/4/26	夜をぶっとばせ Let's spend the night together（BRAND NEW MIX）	1. 夜をぶっとばせ Let's spend the night together（BRAND NEW MIX） 2. BODY FRESHER（PRE-DEBUT CD VERSION） 3. 夜をぶっとばせ（オリジナル・カラオケ） Let's spend the night together（instrumental version）
8th	1995/4/28	夢を見る人	1. 夢を見る人 2. ダンス
9th	1996/2/5	プライマル	1. プライマル Primal 2. Your Song 3. プライマル（オリジナル・カラオケ）
10th	1996/6/5	Words of Love	1. Words of Love 2. ガンボ・チャンプルー・ヌードル 3. Words of Love（オリジナル・カラオケ）
11th	1997/5/16	GOOD MORNING GOOD MORNING	1. GOOD MORNING GOOD MORNING 2. ２分の路上駐車 3. GOOD MORNING GOOD MORNING（original karaoke）
12th	1998/2/18	ディア・ベイビー	1. ディア・ベイビー 2. ティラノサウルス（Live at Shibuya Club Quattro 1997.12.5） 3. ディア・ベイビー（original karaoke）
13th	1998/5/20	宝島	1. 宝島 2. 大車輪 3. 宝島（original karaoke）
14th	1998/9/2	Crazy Love	1. Crazy Love 2. 羽毛とピストル 3. Crazy Love（original karaoke）
15th	1999/2/3	STARS	1. STARS 2. ドラキュラ（Live at AKASAKA BLITZ 1998.12.18） 3. STARS（オリジナル・カラオケ）
16th	1999/7/16	冒険王	1. 冒険王 2. 水の音楽 / Hum a Tune the readymade JGL mix by Yasuharu Konishi 3. 宇宙冒険王 remixed by Takao Tajima 4. 水の音楽 OASIS IS MINE mix by Mizuki Nishimura 5. 冒険王（instrumental）
17th	2000/7/16	R&R	1. R&R 2. ダブルバーガー 3. バベルの塔 または 火星での生活
18th	2002/1/17	夜行性 / アダルト・オンリー	1. 夜行性 2. アダルト・オンリー 3. 接吻 ～TRIAL SESSION Version～ 渋谷クラブクアトロ 2001.8.28
19th	2002/11/20	恋の彗星	1. 恋の彗星 2. MOONDANCE 3. 月に静かの海 4. THE ROVER 02.～04. Live version from「ムーンストーン・ツアー」 SHIBUYA-AX 2002.5.18
20th	2003/3/19	Tender Love	1. Tender Love 2. 唇によだれ 3. 愛の薬 4. GLASS 02.&03. Live version from 「TRIAL SESSION」渋谷クラブクアトロ2001.8.28 04. Live version from「ムーンストーン・ツアー」SHIBUYA-AX 2002.5.18
21th	2003/6/18	美貌の罠	1. 美貌の罠（Single Version） 2. ソウルタトゥー 3. CD-EXTRA仕様「Tender Love」プロモーション クリップ完全版収録
22th	2004/7/22	沈黙の薔薇	1. 沈黙の薔薇 2. あまく危険な香り 3. 沈黙の薔薇（instrumental）
23th	2005/11/16	恋の片道切符 / 青い鳥	1. 恋の片道切符 One Way Ticket To The Blues 2. 青い鳥 Blue Bird 3. ピストル・スター
24th	2006/10/18	明日の神話	1. 明日の神話 2. ZIGZAG 3. 明日の神話 Instrumental 4. ZIGZAG Instrumental
25th	2013/4/24	ファッションアピール	1. ファッションアピール 2. 青空のむこうから（Live 「田島貴男in鎌倉」＠鎌倉芸術館） 3. 黒猫（Live 田島貴男「ひとりソウルツアー 2012」@渋谷CLUB QUATTRO） 4. R&R（Live ORIGINAL LOVE「Overblow Tour 2012」@渋谷CLUB QUATTRO） - 「弾き語りツアー」会場限定CDのみ収録
26th	2015/3/4	ラヴァーマン	1. ラヴァーマン 2. クレイジアバウチュ 3. ウイスキーが、お好きでしょ（LIVE 「田島貴男 弾き語りツアー 2014」@ 渋谷区文化総合センター 大和田さくらホール より）
27th	2016/6/1	ゴールデンタイム	1. ゴールデンタイム 2. こどものなみだ 3. 朝日のあたる道 in a tuxedo 4. ゴールデンタイム（三浦康嗣（口ロロ）Remix）
28th	2018/4/24	ハッピーバースデイソング	1. ハッピーバースデイソング ※配信シングル
29th	2019/1/30	グッディガール feat. PUNPEE	SIDE A　グッディガール feat. PUNPEE SIDE B　グッディガール feat. PUNPEE (Extended) アナログのみ。
30th	2021/7/14	Dreams	1. Dreams ※配信シングル

アルバム

「ORIGINAL LOVE」がこれまでにリリースしたアルバムは、全「21作品」となります。

	リリース日	タイトル	収録曲
1st	1991/7/12	LOVE! LOVE! & LOVE!	1. BODY FRESHER 2. BLUE TALK 3. DEEP FRENCH KISS 4. GIANT LOVE 5. SWEAT AND SUGAR NIGHT 6. FAT LOVE STORY 7. TIME 8. LET’S SPEND THE NIGHT TOGETHER 1. LOVE VISTA 2. WITHOUT YOU 3. I WANT YOU 4. DARLIN’ 5. JUMPIN’ JACK JIVE 6. LOVE SONG 7. ORANGE MECHANIC SUICIDE
2nd	1992/5/1	結晶	1. 心理学 2. 月の裏で会いましょう（アルバムヴァージョン） 3. ミリオン・シークレッツ・オブ・ジャズ（アルバムヴァージョン） 4. スクランブル 5. 愛のサーキット 6. フレンズ 7. スキャンダル 8. フェアウェル　フェアウェル 9. ヴィーナス 10. セレナーデ
3rd	1993/6/16	EYES	1. LET’S GO ! 2. サンシャインロマンス（アルバムヴァージョン） 3. 灼熱　The body for sunshine 4. DEEPER 5. 妖精愛　Glow up with me 6. WALL FLOWER 7. JUDGEMENT 8. 砂の花　Desert Rose 9. いつか見上げた空に 10. i WISH
4th	1993/12/8	SUNNY SIDE OF ORIGINAL LOVE	1. SCANDAL (New Recording) 2. 接吻 Kiss (Album Version) 3. 微笑みについて Look At Me, Look At You 4. LET'S GO! 5. DEEPER (New Version) 6. DEEP FRENCH KISS (New Recording) 7. WALL FLOWER 8. MILLION SECRETS OF JAZZ (New Recording) 9. THE VENUS (New Recording) 10. SUNSHINE ROMANCE (New Version) 11. LET'S GO! (Cosmo-Phase Mix) 12. 月の裏で会いましょう Let's Go To The Darkside Of The Moon (New Recording)
5th	1994/6/27	風の歌を聴け	1. The Rover 2. It’s a Wonderful World 3. The Best Day of My Life 4. 二つの手のように 5. フィエスタ 6. 心 ANGEL HEART （album mix） 7. 時差を駆ける想い 8. Two Vibrations 9. Sleepin’ Beauty 10. 朝日のあたる道　AS TIME GOES BY（album mix）
6th	1995/5/19	RAINBOW RACE	1. ブロンコ 2. ダンス 3. Your Song 4. 夢を見る人 5. 流星都市 6. 夏着の女達へ 7. ホモ・エレクトス 8. ミア・マリア 9. ミッドナイト・シャッフル 10. Bird
7th	1996/7/19	Desire	1. Hum a Tune 2. ブラック・コーヒー 3. ガンボ・チャンプルー・ヌードル 4. 青空のむこうから 5. Masked 6. Words of Love 7. 黒猫 8. 日曜日のルンバ 9. プライマル（Album Mix） 10. 少年とスプーン
8th	1997/7/2	ELEVEN GRAFFITI	1. ティラノサウルス 2. ペテン師のうた 3. ビター・スウィート 4. アイリス 5. ２分の路上駐車 6. ローラー・ブレイド・レース 7. アンブレラズ 8. 机の上のファントム 9. サーディンの缶詰め 10. GOOD MORNING GOOD MORNING 11. 踏みかためられた大地
9th	1998/9/18	L	1. Wedding of The Housefly 2. 水の音楽 3. ドラキュラ 4. 宝島 5. ハニーフラッシュ 6. Crazy Love 7. 大車輪 8. 呆気ない幕切れ 9. 羽毛とピストル 10. インソムニア 11. 神々のチェス 12. 白い嵐
10th	2000/8/2	ビッグクランチ	1. 女を捜せ 2. 地球独楽 3. 愛の薬 4. セックスサファリ問題OK 5. ショウマン 6. ダブルバーガー 7. MP 8. 殺し 9. 液状チョコレート 10. アポトーシス 11. 地球独楽リプライズ 12. R&R
11th	2002/3/20	ムーンストーン	1. 夜行性 2. アダルト・オンリー 3. GLASS 4. 悪い種 5. 月に静かの海 6. 守護天使 7. Xの絵画 8. 哀しいノイズ 9. 冗談 10. ムーンストーン
12th	2003/6/18	踊る太陽	1. ブギー４回戦ボーイ 2. ふられた気持ち 3. 恋の彗星 4. Hey Space Baby! 5. 美貌の罠 6. のすたるぢや 7. 相棒 8. 欲しいのは君 9. Tender Love 10. こいよ
13th	2004/10/27	街男 街女	1. 築地オーライ 2. 銀ジャケットの街男 3. 沈黙の薔薇 4. 死の誘惑のブルース 5. 赤い街の入り口 6. ひとりぼっちのアイツ 7. Yen 8. 或る逃避行 9. 夜の宙返り 10. 鍵、イリュージョン
14th	2006/1/18	キングスロード	1. ヒット曲がきこえる 2. 恋の片道切符 3. タッチ・ミー 4. きみのとりこ 5. さよなら、ルビーチューズデイ 6. ダウンタウン 7. 青い鳥 8. Be My Baby 9. 青年は荒野をめざす 10. エミリーはプレイガール
15th	2006/12/6	東京 飛行	1. ジェンダー 2. オセロ 3. 2度目のトリック 4. 髑髏 5. カフカの城 6. 13号室からの眺め 7. 明日の神話 8. ZIGZAG 9. 夜とアドリブ 10. 遊びたがり 11. エクトプラズム、飛行
16th	2011/7/27	白熱	1. フリーライド 2. バイク 3. セックスと自由 4. カミングスーン　featuring スチャダラパー 5. 春のラブバラッド 6. ハイビスカス 7. ふたりのギター 8. 海が見える丘 9. あたらしいふつう 10. 好運なツアー 【ボーナストラック】 1. フリーライド（ひとりソウル・ヴァージョン）2011年2月8日渋谷CLUB QUATTRO「ひとりソウルショウ　東芝DAYS」 2. なごり雪
17th	2012/6/27	ひとりソウルショウ	1. ひとりソウルショウのテーマ 2. フリーライド 3. フィエスタ 4. ローラー・ブレイド・レース 5. BODY FRESHER 6. 月の裏で会いましょう 7. ふたりのギター 8. サーディンの缶詰め 9. 髑髏 10. プライマル 11. 時差を駆ける想い 12. バイク 1. ミッドナイト・シャッフル 2. Masked 3. ブロンコ 4. The Rover 5. JUMPIN’ JACK JIVE 6. ボラーレ！（Nel Blu,Dipinto Di Blu） 7. 接吻 8. カミングスーン 9. 今夜はブギー・バック 10. 好運なツアー 11. R&R
18th	2012/11/21	Overblow Tour 2012 Live in Shibuya Club Quattro	1. 銀ジャケットの街男 2. セックスと自由 3. 灼熱 4. フリーライド 5. フィエスタ 6. ダンス 7. ボラ―レ！（Nel Blu, Dipinto Di Blu） 8. 海が見える丘 9. プライマル 10. 哀しいノイズ 1. Love Song 2. 接吻 3. カミングスーン 4. The Rover 5. JUMPIN’JACK JIVE 6. 朝日のあたる道 7. 好運なツアー 8. 夜をぶっとばせ
19th	2013/6/26	エレクトリックセクシー	1. スーパースター 2. ファッションアピール 3. エブリデイ エブリデイ 4. エナジーサプライ 5. 線と線 6. きらめきヤングマン 7. セーリングボート 8. 一撃アタック 9. 太陽を背に 10. 帰りのバス
20th	2015/6/10	ラヴァーマン	1. ラヴァーマン 2. ビッグサンキュー 3. サンシャイン日本海 4. 今夜はおやすみ 5. フランケンシュタイン 6. クレイジアバウチュ 7. きりきり舞いのジャズ 8. 四季と歌 9. 99粒の涙 10. 希望のバネ 【ボーナストラック】 ・ウイスキーが、お好きでしょ／田島貴男
21th	2019/2/13	bless You!	1. アクロバットたちよ 2. ゼロセット 3. AIジョーのブルース 4. グッディーガール feat.PUNPEE 5. ハッピーバースデイソング 6. 疑問符 7. 空気-抵抗 8. bless You! 9. いつも手をふり 10. 逆行

ORIGINAL LOVEのデビュー曲「DEEP FRENCH KISS」

「DEEP FRENCH KISS」は、ORIGINAL LOVEのメジャーデビューシングル曲です。

お聞きいただけると分かると思いますが、凄い完成度ですよね。
これがデビューシングルってのが驚きを通り越して怖いです…！

トーンを抑えた単音ギターの甘い音色に加えて、
楽器隊が入ってからの強烈なグルーブ感。

メロのキーボードバッキングも軽快なノリを更にアピールさせる役割を果たしており、
また、曲全体を通してのベースフレーズが、まさに「歌っている」と感じるほど圧倒的です。

そして、これらの決して主張するわけではないけども、一つ一つのウオリティが高すぎて主張してくる楽器隊を、田島氏の歌声が包むことによって、「大人な色気」を感じる楽曲となっています。

間奏のサックスもまさにR&BやSOULといった「情熱さ」を感じることができ、
どの楽器においても、演奏技術・フレーズ共にパーフェクトと言えるでしょう。

下記記事にて、ORIGINAL LOVEの楽曲をご紹介しておりますでので、
合わせてお読みください。

まとめ

今回は、90年代流行った「渋谷系」を代表するアーティストとして有名な、
「ORIGINAL LOVE」について、
メンバー紹介・ディスコグラフィなどについてご紹介させて頂きました。

特に、メジャーデビューシングルである「DEEP FRENCH KISS」を聴いて頂ければ、
「彼らがどんなに魅力的な曲を創作してきたか」ということがお分かりになると思います。

現在も精力的に活動されている「ORIGINAL LOVE」ですが、
長い活動期間の中で様々な音楽的な変遷がなされてきました。

この記事を機会に、多くの方に「ORIGINAL LOVE」の魅力を知って頂けると幸いです。

それでは、最後まで読んで頂きましてありがとうございました！