こんにちは。夜帷(よとばり)です。
今回は、既に解散している「SUPER BUTTER DOG」というバンドについて、
をご紹介したいと思います。
Japanese Funkバンドとしての地位を確立し、「歌ものFUNK」とも呼ばれる、
ファンキーとメロウさが両立した唯一無二のバンド「SUPER BUTTER DOG」。
解散してもなお圧倒的な輝きを日本ロック史に刻み続けている彼らについて、
この記事をきっかけに興味を持って好きになって頂けたら幸いです。
下記記事にて、SUPER BUTTER DOGのオススメ楽曲を12選ご紹介しております。
ぜひ、合わせてお読みください。
メンバー紹介
Vo, Gt / 永積タカシ(ながづみ たかし)
東京都出身。1974年11月27日生まれ。上画像の中央。
幼少期より、両親がフォークソング好きということで様々な音楽を聴いて育ち、
歌うことが大好きで近所のカラオケ大会に参加していた。
小学生の頃にMichael Jacksonを聴いて衝撃を受け、
高校2年生頃からギターを始めバンドを組むようになった。
自由の森学園高等学校卒業後、尚美ミュージックカレッジ専門学校へ進み、
SUPER BUTTER DOGメンバーと出会い、
在学中(1994年)にGt.竹内朋康と中心になってバンドを結成。
2002年にSUPER BUTTER DOGが活動を一時休止したのを経て、
「ハナレグミ」名義でソロ活動を開始。
2005年にクラムボンの原田郁子・Polarisのオオヤユウスケとのユニット「ohana」を結成。
2008年のSUPER BUTTER DOG解散を経て、
現在はハナレグミとしての活動に専念している。
メガネと帽子がトレードマーク。
SUPER BUTTER DOGでは、
FUNKという日本人にはあまり馴染みの薄い曲調でありながら、
日本語で違和感なく歌うという非常に高い歌唱力が魅力。
ライブ中のMCも面白く、特にkey, Cho, Vo の池田貴史との掛け合いは絶品。
Gt / 竹内朋康(たけうち ともやす)
福井県出身。1973年6月4日生まれ。上画像の後段右から2番目。
key, Cho, Vo の池田貴史とDrの沢田周一とは中学からの同級生。
1994年にVo, Gtの永積タカシと中心になってSUPER BUTTER DOGを結成。
バンドのリーダーとなる。
2002年にSUPER BUTTER DOGが活動を一時休止したのを経て、
RHYMESTERのMummy-Dと「マボロシ」を結成。
2008年のSUPER BUTTER DOG解散後、
「竹内朋康 & The Lidbacks」、「THE NEW BEADS」、「Dezille Brothers」
「Fiasco3」などで活動。
また、サポートミュージシャンとしての活動も精力的に行っており、
「ももいろクローバーZ」、「ENDLICHERI☆ENDLICHERI」、「安室奈美恵」
「忌野清志郎」、「DABO」、「井手麻里子」、「浜崎貴司」
らのレコーディングに参加。
現在は、ギタリスト兼音楽プロデューサーとしても活動中。
SUPER BUTTER DOGでは、
ロック味のあるFUNKフレーズ、メロウなギターフレーズといった
多種多様なギターを高い演奏技術で弾くのが特徴。
特に、ライブアルバム「ラ」に収録されている
「FUNKY ウーロン茶」の約3分間に渡るギターソロは圧巻。
key, Cho, Vo / 池田貴史(いけだ たかふみ)
福井県出身。1974年2月15日生まれ。上画像の後段左から2番目。
「池ちゃん」という愛称で呼ばれる。
Gtの竹内朋康とDrの沢田周一とは中学からの同級生。
1994年にGtの竹内朋康に誘われるかたちでSUPER BUTTER DOGへ参加。
SUPER BUTTE DOG在籍中に、
現在も活動を続けている「レキシ」を結成した。
当時は、Vo, Gtの永積タカシとDrの沢田周一と共に活動しており、
永積タカシは「シャカッチ」、沢田周一は「DJ書道」
というレキシネームという特別な名前を使用していた。
2002年にSUPER BUTTER DOGが活動を一時休止したのを経て、
2004年に中村一義氏らと共に「100s」を結成(2010年に活動休止)。
2003年4月~2006年3月まで放送されていた、
スペースシャワーTVで「熱血!スペシャ中学(通称:スペ中)」で
いとうせいこうから「面白いミュージシャン3人衆の1人」と言わしめ、認知度を高める。
また、この時に共演したスネオヘアーやJackson Vibeの
プロデュースやサポート参加を行う。
2008年のSUPER BUTTER DOG解散後、
レキシ名義としての活動を精力的に行い、椎名林檎を始めとして、
2014年には、世界的ジャズピアニストとして有名な上原ひろみと共演を果たす。
2015年6月13日公開の映画「海街ダイアリー」で三女の恋人役を演じ、
その後もTBSの日曜劇場「99.9-刑事専門弁護士-」にてテレビレギュラー出演をするなど、
役者としての活動も行っている。
コミカルなキャラクター性とは裏腹に、作り出す楽曲は音楽性が高いものが多く、
レキシの楽曲では、初見の方でも、歌詞はともかく音楽はかっこいい!
と思われることが多い。
(歌詞もキチンと紐解けば日本語の面白さが詰まっている)
SUPER BUTTER DOGでは、
高い音楽演奏技術もさることながらとにかくMCが面白おかしく、
特にVo, Gtの永積タカシとの掛け合いは絶品。
Ba / TOMOHIKO (本名:有本公彦 ありもと ともひこ)
新潟県出身。1975年8月18日生まれ。上画像の後段左。
高校卒業後、尚美ミュージックカレッジ専門学校へ進む。
同級生にクラムボンのメンバー(原田郁子、ミト、伊藤大助)らと同級生で、
Vo, Gtの永積タカシとは1学年下となる。
CDジャケットやビデオクリップ(MV)にアイデアを提供するなど、
芸術家肌な側面がある。
また、RHYMESTERやSpinna-Billのツアーに参加、イベント主宰
そしてDJとしても活動。
2008年のSUPER BUTTER DOG解散後、
「TOMOHIKO a.k.a HEAVYLOOPER」名義で活動を行っており、
「HOMARE」を結成し音楽活動を行っている。
最近では、Gtの竹内朋康と「スーハーバタードッグ」を結成し、
不定期ながら、ちょいと緩めなソウルやファンクのナンバーを演奏している。
(Drの沢田周一も参加することがある)
ライブMCなどでは、Vo, Gtの永積タカシkey, Cho, Vo の池田貴史が
(良い意味で)主張するため、あまり話すことは無いが、
ラストライブを収録したDVD「TOUR ザ・グッバイ」では、
副音声で面白おかしく話す様子を見ることができる。
SUPER BUTTER DOGでは、
Drの沢田周一と共にどっしりとしたリズム隊を結成し、
彼らなくしてSUPER BUTTER DOGが繰り出すファンキーでメロウな音楽は成立しない。
Dr / 沢田周一(さわだ しゅういち)
福井県出身。1973年4月26日生まれ。上画像の後段右。
Gtの竹内朋康とは同い年。
2008年のSUPER BUTTER DOG解散後、
「ENDLICHERI☆ENDLICHERI」、「ナタリーワイズ」、「高野寛」
らのツアーやレコーディングに参加。
現在は、都内を離れて仕事の傍らにライブ活動を行っており、
多くのアーティストと共演を果たしている。
最近では、Gtの竹内朋康とBaのTOMOHIROが結成した「スーハーバタードッグ」
に参加することがある。
とくかく口数が少ないことで有名で、ライブなどでもほとんど口を開くことは無く、
ラストライブを収録したDVD「TOUR ザ・グッバイ」の副音声でも、
ほとんど喋っていないが、「スーハーバタードッグ」のライブ映像では、
以前よりも顔つきが穏やかになりにこやかに笑う様子が伺える。
SUPER BUTTER DOGでは、
とくかくビートを刻むといった堅実的なプレイを基本としているが、
「僕はこうきりだした」のような超絶技巧なドラムフレーズを叩くことができ、
高い演奏技術を披露している。
ただの8ビートでも「ノリを出す」ことが出来る日本人としては珍しいドラマーである。
Vo, Cho / 山口めぐみ(MEG) (やまぐち めぐみ)
1972年2月12日生まれ。上画像(アルバム「FREEWAY」ジャケット)一番右。
結成時のオリジナルメンバーとして活動を開始。
1999年にSUPER BUTTER DOGから脱退。
脱退後は、フリーのバックコーラスとして活動を行い、
「中島美嘉」、「YUKI」、「Every Little Thing」、「UA」、「bird」
「奥田民生」、「石井竜也」、「DRAGON ASH」、「sugar soul」、「さかいゆう」
などを始めとした多くのアーティストのバックコーラスとして活躍中。
現在は、ボイストレーナーとしてボーカルジムを主宰している。
2008年のSUPER BUTTER DOGラストライブにて、ゲストコーラスとして参加しており、
ファンを感涙させた。
(ラストライブを収録したDVD「TOUR ザ・グッバイ」でその姿を見ることが出来る)
SUPER BUTTER DOGでは、
まるで黒人のゴスペル歌手が歌ってるのではないか?と思えるような
力強く太い歌声を披露し、Vo, Gtの永積タカシの圧倒的な歌唱力に負けず劣らずの
存在感を出している。
バンドの歴史
1994年 Vo, Gtの永積タカシがGtの竹内朋康に誘われ結成。
1996年 インディーズアルバム「犬にくわえさせろ」をリリース。
1997年 メジャーデビューアルバム「FREEWAY」をリリース。
1998年 アルバム「333号室」をリリース。この作品が山口めぐみ(MEG)最後の参加作品となる。バンド主宰のオールナイトイベントである「ファンキー大百科」を開催(ファンキー大百科は、現在でも伝説的イベントと語り継がれている)。
1999年 1発録りを中心としたアルバム「Hello!Feed☆Back」をリリース。Vo, Choの山口めぐみ(MEG)が脱退。
2000年 アルバム「FANKASY」をリリース。
FUJI ROCK FESTIVALやROCK IN JAPAN FES.などの大型フェスにも多数出演。
2001年 アルバム「grooblue」をリリース。
2002年 初のライブアルバムとなる「ラ」をリリース。 9月に行われた日比谷野外音楽堂でのライブをもって活動休止。
2006年 SPACE SHOWERが主催するSWEET LOVE SHOWER2006にて活動休止から復活。
2008年 6月に解散を発表。8月に「ミュージックステーション」に生出演し「サヨナラCOLOR」を披露(これがバンドで最初で最後の地上波音楽番組出演となる)。
9月にメンバーの地元を含めた新潟・福井・大阪・東京の4カ所にて、ラストツアーとなる「TOUR ザ・グッバイ」を開催。9月23日の日比谷野外音楽堂をもって解散。
ディスコグラフィ
シングル
リリース日 | タイトル | 収録曲 | |
---|---|---|---|
1st | 1997/11/12 | 窓の外は風おどる | 1. 窓の外は風おどる 2. 0ボッサ 3. チョコレート・ジャムズ |
2nd | 1998/10/28 | 外出中 | 1. 外出中 2. コード 3. ティップ ティップ |
3rd | 1999/10/20 | 5秒前の午後 | 1. 5秒前の午後 2. Yo!兄弟 3. 犬と木琴 |
4th | 2000/3/8 | コミュニケーション・ブレイクダンス | 1. コミュニケーション・ブレイクダンス 2. コミュニケーション・ブレイクダンス(Mr.Drunk remix) 3. トホホでGO HOME |
5th | 2000/7/12 | FUNKYウーロン茶 | 1. FUNKYウーロン茶 2. セ・ツ・ナ 3. FUNKYウーロン茶(radio edit) 4. FUNKYウーロン茶(instrumental) |
6th | 2000/10/25 | Rainyway | 1. Rainyway 2. コラ! 3. 人間なんて油だね~FUNKY BUS |
7th | 2001/5/16 | Lovers法 | 1. Lovers法 2. らばの歌 |
8th | 2001/10/6 | サヨナラCOLOR | 1. サヨナラCOLOR 2. コミュニケーションブレイクダンス 3. FUNKYウーロン茶(radio edit) 4. コード -LIVE at SHINJUKU LIQUID ROOM '00.12.02.- 5. マッケンLO -LIVE at SHINJUKU LIQUID ROOM '00.12.02.-(Bonus Track) |
9th | 2002/5/29 | 風土/あけおめ | 1. 風土 2. あけおめ 3. 風土 ~Instrumental version~ 4. あけおめ ~カラオケversion~ |
10th | 2005/7/13 | サヨナラCOLOR/明日へゆけ | 1. サヨナラCOLOR 2. 明日へゆけ |
アルバム
発売日 | タイトル | 収録曲 | |
---|---|---|---|
1st | 1997/5/28 | FREEWAY | 1. かけひきのジャッヂメント 2. 終電まぎわのバンヂージャンプ 3. 明日になれば 4. メロディーの毛布にくるまって 5. LET'S TALK ABOUT MUSIC 6. いつか地球をなめるのさ 7. ライリライリムーン 8. 逃走のフリーウェイ |
2nd | 1998/6/10 | 333号室 | 1. まわれダイヤル 2. 踊る人たち 3. ネムリフカク 4. ヒマワリ 5. 煙ラヂオ 6. 天気予報 7. そら見たことか 8. エントツノ上デ 9. 今はただ風を待とう |
3rd | 1999/11/25 | Hello!Feed☆Back | 1. Give Me Deliight ~いーじゃない'99~ 2. Yo!兄弟 3. ボク・モード・キミ・モード 4. アサガオ記念日 5. 5秒前の午後 6. ベストフレンド 7. マッケンLO 8. ネブラスカ 9. モシモシ 10. 始まりの朝 |
4th | 2000/11/22 | FUNKAZY | 1. コミュニケーション・ブレイクダンス 2. FUNKYウーロン茶 3. セ・ツ・ナ 4. 日本男子 5. FUNKY労働者 6. Blackpage 7. Midnightついてない -都会花編(プラタナス)- 8. ボーイ風なガール 9. Rainyway 10. コラ! 11. エ!? スネ毛 |
5th | 2001/12/6 | grooblue | 1. 日々GO GO 2. 五十音 3. 嫌な磁場 4. ギャンブルFUNK 5. らばの歌 6. マッハSO BO DO 7. O.K 8. メロンパン 9. ナンモナイ 10. LOVERS法 11. サヨナラCOLOR |
6th | 2002/5/9 | 犬にくわえさせろ | 1. 犬にくわえさせろ 2. 僕はこうきりだした 3. チョコレート・ジャムズ(Part1&2) 4. CHEEBA-CHEEBA 5. 真夜中のスーパー・フリーク 6. ゆっくりまわっていくようだ 7. MAD MEN 8. DISCO DRUMMER ~ボーナス・トラック~ |
7th | 2002/5/9 | ラ | 1. メロディーの毛布にくるまって 2. コミュニケーション・ブレイクダンス 3. 五十音 4. 5秒目の午後 5. Yo!兄弟 6. コード 7. サヨナラCOLOR 8. アサガオ記念日 9. 日々GO GO 10. マッケンLO 11. セ・ツ・ナ 12. FUNKYウーロン茶 |
8th | 2008/9/3 | SUPER BETTER BETTER DOG | 〈DISC 1〉 1. 犬にくわえさせろ 2. 真夜中のスーパーフリーク 3. ゆっくりまわっていくようだ 4. かけひきのジャッヂメント 5. 終電まぎわのバンヂージャンプ 6. メロディーの毛布にくるまって 7. 窓の外は風おどる 8. チョコレート・ジャムズ 9. まわれダイヤル 10. 踊る人たち 11. ヒマワリ 12. 外出中 13. コード 14. 5秒前の午後 〈DISC 2〉 1. コミュニケーション・ブレイクダンス 2. Yo!兄弟 3. ボク・モード・キミ・モード 4. マッケンLO 5. FUNKYウーロン茶 6. FUNKY労働者 7. セ・ツ・ナ 8. Rainyway 9. 日々GO GO 10. 五十音 11. O.K 12. サヨナラCOLOR 13. 風土 14. あいのわ 15. 明日へゆけ |
9th | 2008/9/17 | SUPER BETTER DOG | 1. 犬にくわえさせろ 2. ゆっくりまわっていくようだ 3. 終電まぎわのバンヂージャンプ 4. まわれダイヤル 5. 踊る人たち 6. 外出中 7. 5秒前の午後 8. コミュニケーション・ブレイクダンス 9. FUNKYウーロン茶 10. セ・ツ・ナ 11. サヨナラCOLOR 12. あいのわ 13. 明日へゆけ |
10th | 2008/12/10 | SUPER BUTTER BOX | 〈DISC 1〉 1. 犬にくわえさせろ 2. 僕はこうきりだした 3. チョコレート・ジャムズ(Part1&2) 4. CHEEBA-CHEEBA 5. 真夜中のスーパー・フリーク 6. ゆっくりまわっていくようだ 7. MAD MEN 8. DISCO DRUMMER(ボーナス・トラック) 〈DISC 2〉 1. かけひきのジャッヂメント 2. 終電まぎわのバンヂージャンプ 3. 明日になれば 4. メロディーの毛布にくるまって 5. LET'S TALK ABOUT MUSIC 6. いつか地球をなめるのさ 7. ライリライリムーン 8. 逃走のフリーウェイ 〈DISC 3〉 1. まわれダイヤル 2. 踊る人たち 3. ネムリフカク 4. ヒマワリ 5. 煙ラヂオ 6. 天気予報 7. そら見たことか 8. エントツノ上デ 9. 今はただ風を待とう 〈DISC 4〉 1. Give Me Deliight ~いーじゃない'99~ 2. Yo!兄弟 ~無い茶ダメ ヴァージョン~(アルバムリミックス) 3. ボク・モード・キミ・モード 4. アサガオ記念日 5. 5秒前の午後 6. ベストフレンド 7. マッケンLO 8. ネブラスカ 9. モシモシ 10. 始まりの朝 〈DISC 5〉 1. コミュニケーション・ブレイクダンス 2. FUNKYウーロン茶 3. セ・ツ・ナ 4. 日本男子 5. FUNKY労働者 6. Blackpage 7. Midnightついてない -都会花編- 8. ボーイ風なガール 9. Rainyway 10. コラ! 11. エ!? スネ毛 〈DISC 6〉 1. 日々GO GO 2. 五十音 3. 嫌な磁場 4. ギャンブルFUNK 5. らばの歌 6. マッハSO BO DO 7. O.K 8. メロンパン 9. ナンモナイ 10. LOVERS法 11. サヨナラCOLOR 〈DISC 7〉 1. 窓の外は風おどる 2. 0ボッサ 3. チョコレート・ジャムズ 4. 窓の外は風おどる ~CHEESE CAT ESSENCE~(Remixed by NATURAL ESSENCE) 5. 外出中 6. コード 7. ティップ ティップ 8. 犬と木琴 9. コミュニケーション・ブレイクダンス(Mr.Drunk remix) 10. トホホでGO HOME 11. 人間なんて油だね ~FUNKYBUS~ 12. 風土 13. あけおめ 14. 明日へゆけ 15. あいのわ |
DVD
発売日 | タイトル | 収録曲 | |
---|---|---|---|
1st | 2008/9/3 | SUPER BUTTER CLIPS | 1. ゆっくりまわっていくようだ 2. 終電まぎわのバンヂージャンプ 3. かけひきのジャッヂメント 4. 窓の外は風おどる 5. まわれダイヤル 6. 踊る人たち 7. 外出中 8. 5秒前の午後 9. マッケンLO 10. コミュニケーション・ブレイクダンス 11. FUNKYウーロン茶 12. Rainyway 13. エ!? スネ毛 14. LOVERS法 15. サヨナラCOLOR 16. 五十音 17. 風土 18. 明日へゆけ |
2nd | 2008/12/10 | TOUR ザ・グッバイ | 〈DISC 1〉 1. オープニング 2. 犬にくわえさせろ 3. 真夜中のスーパーフリーク 4. ゆっくりまわっていくようだ 5. FUNKY労働者 6. Yo!兄弟 7. O.K 8. 日々GO GO 9. This Y'all, That Y'all 10. 外出中 11. コード 12. 5秒前の午後 13. FUNKYウーロン茶 14. コミュニケーション・ブレイクダンス 15. 五十音 16. マッケンLO 17. セ・ツ・ナ 〈DISC 2〉 1. メロディーの毛布にくるまって 2. 終電まぎわのバンヂージャンプ 3. かけひきのジャッヂメント 4. ヒマワリ 5. まわれダイヤル 6. エ!? スネ毛 7. サヨナラCOLOR 8. あいのわ 〈特典映像〉 ・サヨナラCOLOR PV(TOUR ザ・グッドバイver.) ・ツアー・ドキュメント映像 ※ツアー・ドキュメント映像は初回限定版のみの収録 |
代表曲「サヨナラCOLOR」
「サヨナラCOLOR」は、
SUPER BUTTER DOGを知らなくても、この曲は聴いたことがある!
というほど有名な曲となっており、
現在までに、高橋真梨子氏や小泉今日子氏を始めとして、
多くのアーティストにカバーされ続けています。
原曲は、ファンクバンドとは思えないほどの精錬されたバラードとなっており、
ある意味でSUPER BUTTER DOGの楽曲内では異色の存在とも言えます。
2005年には、俳優の竹中直人氏がこの曲を聴いて感銘を受け、
同名の映画「サヨナラCOLOR」を監督そして製作されました。
この映画では、竹中直人氏の友人であるタレントやアーティストが多数参加しており、
エンディングでは、この時はハナレグミ名義であった永積タカシと忌野清志郎氏が
デュエットしたバージョンが披露され、後に音源化されています。
この曲には、↑で書いたような竹中直人氏の解釈もある一方で、
ファンの中で多くの解釈がなされています。
個人的には、「サヨナラCOLOR」という曲名の通り、
さよならから〇〇
といった解釈がなされるのでは?という考えを持っています。
歌詞中に、「僕」と「君」という2つの自分が出てくることで、
自分を客観的に見てくれる「僕」が現在の自分(「君」))を見て語りかける内容となっており、
今という状況から脱する(サヨナラする)背中を押してくれる
そういった前向きな内容の曲だと解釈しています。
ただし、結局のところは、
聴いた人がどう感じたか?が大事だと思いますので、
正解を明らかにするということよりも、自分自身が感じたことが正解で良いと思います。
むしろ、こういった色んな解釈が出来るほど深い曲だということですね。
まとめ
今回は、「SUPER BUTTER DOG」について、
メンバー紹介、バンドの歴史、ディスコグラフィそして代表曲である「サヨナラCOLOR」
についてご紹介させて頂きました。
既に解散しているため、今もなお語り継がれているバンドではありますが、
メンバーは、現在でも音楽シーン第一線でご活躍されており、
昨今頻繁に起こるバンド再結成の流れを見ると、
もしかすると将来再びSUPER BUTTER DOGを見ることが出来るかも知れません。
そんな日が来ることを、楽しみにしています。
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