こんにちは。夜帷(よとばり)です。
今回は、私が取得した資格の一つである、
ITパスポート試験(IP)
について、
・勉強方法
・使用教材
・心がけたこと
を中心にお話したいと思います!
これからITパスポート試験を受検しようと考えている方に対して、
社会人という限られた時間の中でどうやって合格したのか、
私の経験談が参考になればと思います!
下記記事にて、これまで私が取得した資格についてご紹介しておりますので、
ぜひ、合わせてお読みください。
なぜITパスポート試験を受検したのか?
私がITパスポート試験を受験した理由は、
「国家資格」、「難易度が比較的簡単」、「生活や仕事に活かせる」
この3点に集約されます。
そもそも、資格には、
「国家資格」、「公的資格」、「民間資格」
の3種類に分かれます。
一般論として、
国家資格 > 公的資格 > 民間資格
という価値観が存在するのは確かですが、
国家資格が他資格区分と比較して社会的な信頼性や信用性が高い
(法律で定められているものであり難易度が高い資格であることが多い)
ことが理由となっています。
その中でも、ITパスポート試験は、
ITを利活用する全ての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、
ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験
と定義されているように、
多くの人々が取得すべき内容ということで、
難易度が他資格と比較して低く設定されています。
また、現代において学生であろうが社会人であろうが、
スマホを始めとしてPCやタブレットなど、
IT機器は生活必需品となっていることからも、
ITの基礎知識を有している必要があります。
このような理由から、最初に取得する資格として選択しました。
同様に、
何か資格を取りたいけどどれから手を出せば良いのか…
と悩まれている方々には、最適な資格だと断言出来ます!
下記記事にて、「資格を取得するということ」についてご紹介しておりますので、
ぜひ、合わせてお読みください。
使用教材(参考書・問題集)
ITパスポート試験を勉強するにあたって使用した教材は、
本屋さんに行ってじっくり吟味して選んだ、
・よくわかるマスター ITパスポート試験 対策テキスト&問題集
・よくわかるマスター ITパスポート試験 書いて覚える学習ドリル
2つです。
「よくわかるマスター ITパスポート試験 対策テキスト&問題集」
テキストと問題集がセットになった1冊なのですが、
これ、めちゃくちゃオススメです!
資格を取得するだけではなく、取得後に利活用することを目的
とした方に向けては、かなり優秀だと思います。
本を手に取ると(または電子書籍でページ数を見ると)、
その厚さに最初は驚かれるかとは思いますが、
内容が非常に充実しており、
実際にテストを受けた感想としては、
本に記載されている内容以外出ませんでした!
(実は資格試験において、記載されている内容以外出題されないというのはかなり稀です)
内容としては、
全ての試験範囲を網羅していることはもちろんのこと、
本当に重要な部分が分かりやすく記載されています。
また、過去問についても、
付属のコードとCDを利用することで、
スマホやPCで手軽に試験さながらのスタイルで勉強することが出来ます。
「よくわかるマスター ITパスポート試験 書いて覚える学習ドリル」
正直、↑の問題集で試験対策としては事足りる方も多いかとは思います。
しかし、私は読んで覚えることが非常に苦手で、
書いて覚えるのが性に合っているため購入しました。
実際、何度も書くことによって記憶の定着が進んだと思います!
同じように、
書かないと覚えられない…
といった方にはオススメの1冊です!
勉強方法 -「逆算」という考え方-
いざ資格勉強をしよう!と考えた時に、最もネックとなる部分は、
どうやって時間を作るのか?
の1点だと思います。
とくかく我武者羅に勉強を始めるのも1つの方法ですが、
そのやり方は、時間を多く確保できる方に限られてしまいます。
多くの社会人は、そもそもプライベート時間が限られており、
その中からさらに資格勉強時間を創出するのは非常に大変です。
ではどうやって資格勉強をするのか?
具体的には、以下の2点です。
・プライベート時間をどれだけ資格勉強に割り振れるか?
・隙間時間をどうやって見つけるのか?
勉強をするというのは当然プライベートな時間を使うわけですが、
ある程度まとまった時間を確保することが大切になってきます。
資格勉強の多くは、自分が知らない知識を得ること、と同義となるため、
少なくとも1時間程度は勉強時間として設定しないと、
暗記効率が下がってしまいます。
そのため、イレギュラーな要因であれば良いですが、
気分が乗らないなどの理由で、
勉強する日としない日をランダムにすることは良くない、
と考えています。
更に勉強効率を上げるために行うこととして、
通勤時、昼休みや入浴などの隙間時間を活用することを推奨します。
社会人である以上、前述したように突発的に時間が確保できないことは良くあります。
そうした中で、必要な勉強量を得るためには、
日常生活で何もしていない時間を有効的に活用すること、
が合格不合格に直結すると思います。
しかし、これらの勉強方法は、資格に限らず勉強するにあたって、
非常にポピュラーな考え方で、実際に実行されている方も多いと思います。
そうした中で合格をより確実に手繰り寄せるために必要なこととして、
「逆算」して考える
ことがとても重要だと資格勉強を通じて痛感しました。
具体的には、
①受験日を確認する
②参考書・問題集などの教材を一通り読み、
1回の勉強時間でどの程度消化できるかを算出する
③最後の振り返り期間を設定し、それまでに②を消化できるスケジューリングを立てる
④③を実行する
ということを実践しました。
受験日という〆がある以上、(当然ですが)それを越えて勉強することは出来ません。
したがって、受験日に間に合うようなスケジューリングを立てれば良いのですが、
①~④は、そのスケジューリングの立て方をより具体的に表したものとなります。
最後の振り返り期間については、ITパスポート試験の場合、
1週間程度を確保するように設定しました。
この思考フロー最大のメリットは、
安心感を得れるという部分です。
というのも、合否判定もそうですが、
本当に試験日までに勉強を終えることが出来るのか?
と不安に駆られてしまいます。
漠然と勉強をしていると、そのような感情に押しつぶされる可能性が出るのですが、
きちんとスケジューリングを立てて行動することで、
例え結果が満足いくもので無かったとしても、
これだけやったんだ!という結果も内容も得ることが出来るのです。
(再試験を受ける場合でも、それを基準として改善することで
より合格の確率を上げることが可能です)
受検を経て感じたこと
受検当日は、逆算する思考フローで作成したスケジューリングを実行し、
2ヶ月の勉強期間(1日当たり1.5時間)を設け、
に付属している過去問をしっかりとこなしたことで、
特に不安感も無く試験に臨めました。
結果としては、具体的な点数は忘れてしまいましたが、
約90%の回答率となり、無事合格しました。
もちろん資格取得したこと自体も嬉しかったのですが、何よりも、
充実した達成感を得ることが出来たことが本当に嬉しかったです。
正直、資格なんて取得したらそれで終わり、とも思っていたのですが、
社会人になって誰かから明確に評価されることが少なくなったこともあり、
カタチに残る成果を上げれた、
ということがこれだけ嬉しいことなのだと痛感しました。
また、現在勤めている会社では、取得資格に対して一時金が支払われるということで、
少額ではありますが頂くこともできまし、
所属部門のIT管理チームに選出されることにもなりました。
企業によっては、一時金ではなく給料ベースアップに繋がるところもあると思います。
資格取得がこれだけ得るものが多いということは、
経験しなければ分からないことでした。
今では本当に資格取得に挑戦して良かった、と感じています。
まとめ
今回は、ITパスポート試験について、
使用教材、勉強方法そしてスケジューリングの立て方(考え方)
についてお話させて頂きました。
教材についてはITパスポート試験限定とはなりますが、
資格受験に対する考え方などは他の資格勉強にも応用することが可能です。
ITパスポートはその意義もそうですが、
何より、最初に取得する資格としても最も優秀だと考えています。
これをご参考にして、
国家試験であるITパスポートを取得してはいかがでしょうか?
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